これまた古いアナログ・シンセサイザ。汚れてますね。YAMAHAの製品で、1977年発売。MIDI規格が登場するずっと前になります。大学の時に誰かが持って使っていたと記憶している。これは随分後に誰かから中古で購入したものです。あまり使った記憶が無いですが。
基本的な1VCO-1VCF-1VCAの構成のシンセサイザでモノフォニックですが、当時のアナログにしては音程等安定していて、トリッキーな事は出来なかったのだけれど、アナログシンセに特有のツマミ設定で音が鳴らなくなったりいきなり爆音が出たりはしない様うまく設計された機種でした。生演奏指向で、キーボード弾きには使いやすいと評判だったそうです。特徴ではLFOスピードを高速にセッティング出来たのでリングモジュレータみたいな効果が出せた事。
こいつもいづれオークション行きだけど。出品前に少し掃除と動作確認して一応音は出たのですが、古いからでしょう音程が全体に寸詰まり・・・オクターブが幅が狭い・・・になってしまった。CVの基本電流が下がったか。当時のYAMAHAのシンセサイザは何故かキーボードのコントロール電圧がMoogやRolandの様な1Oct/Vではないリニア(Hz/V)になっているのが特徴でした。当時のアナログシーケンサ、なんてものと併用するにはボルテージ変換器が必要でした。それもどっかにあったはず。
文責:ためすけ後藤
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