BuescherのBigB Tenorです。eBayで見つけてShip To US only だったので、とりあえず代行業者に予約だけ入れておいて、あとでよくよく見たら"with out NECK" だそうで。まあどうせ落ちないだろうと思って放っておいたら落ちちゃいました。(^^;)あらー、、、しょうがないキャンセルも出来ないし送金しましたです。そして届きました。円高の為送料が少し安かったのは良かった。
で、もっとラッキーな事が。楽器を持つと中でガラガラ音がするのでよく見たらマウスピースが詰まっていた。ガラガラ振って出て来たマウスピースが、何とオットーリンクスラントのオリジナル! うわぁっ! 開きは5番でまあミドル向けですが、でもリフェースもされてない結構な美品です。こりゃすごいです。まさにひょうたんからコマ、棚からボタモチですっ (ちなみにエイプリエルフールネタはありません。届いたのは昨日だし)出品者も気がつかなかったのではないかと思います。もしかしたらマウスピースを間違って詰まらせたのでそのまま使われずにほっておかれた楽器なのかもしれません。
楽器本体はneckレスですが前に買った喜望峰のネックが大体合うので音を出してみました。かなり良く鳴ります。一応上から下まで音は出るので調整すれば結構行けそうです。これに合わせて只今、ヤナギサワのネックをYahooから調達中。今週には届くでしょう。BigB Tenorは使ってみたい楽器だったのでこれも良かったです。
リンク・スラントも楽に良ーく鳴りました。リフェースするかどうか悩ましいですが、少し厚めのリードで使っていこうかと思っています。
というわけで今回の入札は大当たりでした。良かった良かった。
スラントシグネチャの入手以来、せっかくなので使いこなしたい。ので、リードの選択に格闘が続いています。開きが5番で狭いのとややLarge Chamber のモデルなのでそんなにパワーは入りません。鳴らし易い事は確かなのですが、パワーが入らない分リードでカバーしないといけない・・・普段使っているイシモリ3では柔らかすぎで吹きづらい様で、手元に硬めのリードが中々ない。イシモリ3.5とVandoren ZZ 3.5 が現状フィットする様でした。
アレキサンダーの3もあるけれど偉そうなリードのくせにこれは元々鳴りが良くない。これをSlantで鳴らすとえらくクラシックな音になります。オークションで安価だったOld-Vandorenの4があったので送って貰い使ってみたけれど、いっきなり4だとさすがに吹きづらい。しかし音はそのままフランス近代物の音になるのでこの辺りがSaxの音として求められていたものだと感じます。
地元の楽器屋はリードのバリエーションが少ないので中々苦労です。イシモリもVandoren ZZも昔買ってちょっと使っただけの使い古しですので少々あやしい。新しいリードを調達してまたいろいろ試そうと思います。
昨日はSavoyでLive "Morgan's Bar"って聞いた事なかったのですが「ジャズにブルースに、ロック、フォークにカントリーなんでもござれ」とあるので何じゃいな?と行ってみた。ら、すばらしかった。20年以上前から神戸を中心に活動しているアコースティックバンドでキャリアは長いです。ずっっと旅回りがしているそうですが、あまり関東へは来た事ないそうです。茨城は今回が初めてなのですって。これもめずらしい。
秋本節(Gt,Vo)と井山明典(Key,Vo)岡島善文(B,Vo)という3人編成のごく普通のアコースティックバンドですが、いやすごい。ほぼすべてのスタイル/リズムをカバーして、オリジナルからカバーまでタイトにかつおもしろおかしくじっくりと聴かせてくれます。ドラムは無いのだけれど、考えてみればBassのパターン、Gtの刻み、Keyのバッキングでリズム/スタイルは確定できるわけで、何でもござれはウソではありません。古い処ではJerry Roll Morton、新しい処ではDr Johon等Pianoだけで異なったスタイルを弾き分けて表現する人はいますから三人寄れば何とやら。特にBass 岡島さんはとんでもないベテランのベーシストで秋本さんのVo,Clarinetも吹くしスゴく上手い。2ステージめでEl-Pがおかしくなってしまい、急遽お店のピアノに取り替えたのですがこれで井上さんのPianoがホンモノである事がバレてしまいました。本人大変だったと思いますがオーディエンスにとってはラッキー。とにかく本当に完璧なバンド。
こちらwww→ Morgan's Bar 何か古い情報ばかりだなと思ってもちゃんとスケジュールと掲示板は更新されています。本当に長年コンスタントに活動を続けているという事ですね。これだけできて何でメジャーにならんのだ?と考えてしまうのですが、この様な肌で触れる様な音楽は(それが正統なのだが)メディアには乗らんのでしょう。この辺が日本の音楽のつまらなくなる理由ですな。CDは一枚だけファーストアルバムがAmazonに載ってます→Blue Heaven
昨日の続き。Morgan's Barの岡島さんは、かつてジェフ マルダー&エイモス ギャレットが日本でツアーに来た時のメンバーだったんだそうです。1970、1977、1979年に来日。1979年のツアーで岡島さんが参加されていいます。当時1977年、ギャレット来日時のインタビューがここらかな。 Amons Intetview
おもしろいなあ。この人トロンボーン吹きで、ルーツはジャックガーディンとBIXだそうです。戦後Blues,Rock&Rollの人もルーツはこの辺にあるわけですよね。やっぱ1920-30年代を聴け!って事です。
とうとう、PowerBook G4 12inchが壊れてしまった・・・・
使っているといきなりLCDが消えてしまって真っ暗になってしまい操作不能になります。どうも熱を持つといけないようで電源をOffしてしばらく冷ますとまた復帰するという状態。
この間液晶交換したばかりなのでおかしいと思ったので問い合わせたところ本体Videoチップ不良との事でした。マザーボード交換になるそうでこれはもうマシン新規導入するしかないです。
本当は13inchのMacBookProが出るのを(5月のデベコンで出るというウワサだったが)待って買い替えようと思っていたのですが、残念ながら4年半で買い替えとなりました。
店頭で最近のMacBook/Pro見てみて、確かにProの方がよいのだけどーでかい重いで、やぱやめました。MacBook Airも見て来たけれど、「軽い」の他には良いところがないですね。というわけでMacBookの2.4Gホワイトになりました。
環境の移管は本当に簡単でした。ちょと時間はかかったけれど、Home環境からアプリケーションからそっくり移管出来てこれまでと全く変わらない。この辺の移管性はさすがAppleです。
一つ問題だったのは、旧10.4でMailがクラッシュがする様になってしばらくThunderBirdを使っていたので今回Mailに戻したら同じくクラッシュ。どうやらMailデータのDB不良かなにかを起こして10.5でも動作不能になっているらしい。仕方ないので一旦Mail環境はリセットして古いメールをMail.appとThunderBirdから移管しました。ところがThunderBirdからの移管ではゴミ箱に入っていたはずのメールがカレントのMBOXに戻されてしまった。(消去メールの管理方がヘンならしい)それを掃除して整理するのに昨日半日かかってしまった。。。
使い勝手はおおよそ良いのですが、MacBookのパッドのクリックは重い!その上ストロークが短いのでクリックしたのかドラック状態なのか分からないのは問題ですな。それと光沢液晶はDVD見るのには良いですが仕事するにはあまり良くない。液晶も大きいし動作速度も速いのでそれは良いのです。が、カーボンアプリが知らん顔で起動しちゃう事には関心しますがカーボンの動作はいきなりまったりするので使用アプリもすこし考え直す必要があります。
パームキーのライザを紙粘土で作って使っていましたが、紙粘土は加工が簡単なのですが水に弱い、壊れ易いという欠点があります。
しばらく前にえんぴつの製造工程で出るおがくずを使って粘土を作ったという話を聞いて、使ってみたいと思っていたのですが。ただ、近くのホームセンターなどには全然置いて無くて、ネットの通販でしか入手出来ないらしい。
そんなわけでYahooショップから注文。これを使ってライザを作ってみました。紙粘土より固いので、加工は少々面倒かもしれません。また、乾くのに2−3日必要なのでその辺も注意が必要です。木粘土は乾くと木になります。乾いた時の木の感触は結構ざらざらした感じがありますが、摩擦があるのでキーライザにはかえって良い様です。
木粘土はいろいろ使えそうでライザー以外にも何か作れそうですが何かないかな。
JATPのMcVeaを聴いて、やっぱりいいなぁ、とコンプリートの残りを入手しました。Vol.1 は1944-1945年のリーダーユニットの録音が納められています。ジャケットにありますがJack MeVea & Rabon Tarantの2人の名前での活動が多かった様です。1943年くらいまでLionel Hapton楽団で活動していて、1943年にツアーの後Los Angelesで結婚してLosへ住み始めたそうです。この後独立して最初に録音したのが1944年。この後ずっとBlues/R&B/R&R/の活動をする様になるわけです。
1944-45年の録音はTenorの他Altoも吹いています。編成は三管+リズムのJump Bluesのバンドです。1945年10月の録音までギターが入っていません。
全般的に言える事。初期のMcVeaはTenorはLester Young風 AltoはLouis Jordan風です。音もフレーズも似た処があります。時代から考えてかなりの影響を受けているのでしょう。この辺がルーツだとするとやはりMcVeaは正統派のTenorでいわゆるホンカーとはちがうと言えるでしょう。Bluesクサさがあるけれど粗野/粗雑なところが無いのが良い処です。こいういうスタイルのプレイヤーって中々いないですね残念ながら。
昨日のライブ。加藤アオイさん(Vo&Piano) 大森哲也(Bass 安倍川純一郎(T. sax)
Tenorの安倍川さんの楽器はThe Martinです。何でも留学時代マウスピース職人のBob Ackermanのお店(ってあったの知らなかった)で購入されたそうです。少し詳しく見せてもらいました。セッティングはOtto Link8*に3半のリードだそうだけど、吹かせてもらったところでは8*程の開きはなかった感じ。安倍川さんもリンクのオープニングはいいかげんなので実際はもっと狭いでしょうとの事でした。楽器からしてかなりパワーが入るはずで、ブログによると100人くらいのキャパでノンマイクで音が通ったとあります。ちょとSavoyのハコではバランスわるかったかもしれない。今度はもっと広いところで聴きたいです。こちら→ BLOG
文責:ためすけ後藤
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■ 仲野佐敏 [木粘土は乾くと木質になるそうですが、作品を外に置いて雨ざらしにすると、どうなりますか、水で形がくずれて粘土になります..]
■ ためすけ [乾くと木になります。圧縮された合板の中身がむき出しになっているような感じで、そのままでは水には弱いので塗料などで保護..]