1930年代のLester Young,Ben Websterが使っていたと言われるOttoLinkのMaster Linkです。オークションに時々出品されますが高価で手が届かなかったり油断したらOutbitされたりで中々入手出来なかった。スラントのリフェイサさんが持っていたのをちょと吹いて気に入っていたのですが。
今回は良いタイミングでCPCCの某メンバさんから入手。FourStarモデルとの事ですが、むちゃくちゃきれいに磨かれていて、刻印判別不能。脇の刻印もよく見えないくらい磨かれていました。元は余程汚れていたのだろうな。
はっきり言って手強いPieceです。開きは少しは調整してある様ですが、5〜6くらいかな。非常に小ぶりで、大きさはアルト用くらい。Link特有のトサカの無い分細身で太さはDukoffのpieceと同じくかと思います。先ずリガチャーの合うのが無い。あれこれ捜して、Selmer の Soprano Rubber用が一番フィットしました。見た目イケてません。。。で吹いてみると、フェーシングも短く鳴りは悪い。抵抗感抜群(?)で要は息が入らん(!)某Blogでも不評であります。 Sax徒然草
いろいろ試してスタンダードRICOの3,3.5 の硬めのリードを選び少し深めにくわえる様アンブシャを変えてどうにか調子の悪いときのLesterYoungに似た音が出る様になりました。この組み合わせは本当に1930年代。ただ、音量はLebalyeの三割減・・・以前リフェイサさんの持っていたのと比べると大部違うのでかなり個体差激しいものか。
文責:ためすけ後藤
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