Sweetで有名なJan Garber。以前聴いたHot Years1925-1930の後の頃になります。1924,1926,1933年が各1トラック、1934-39年と飛んで1949年が主に納められています。"Baby Face"(1926)だけがHot Yearsとダブっていました。
1925年あたりのGarberの音楽は、どうもそれほどSweetぽくないと思うのです。結構Chicago Jazzぽっかたりして、ちょと骨っぽい。それが1935年あたりからのSwing時代、この頃のGarberの方がSweetしてます。Benny Goodmanのhitの時期にしてはSlowで本当に甘い音楽を残しています。穏やかというか、上品なダンスMusicで、決して当時の若向け(?)の音楽ではない様に聴こえますね。時代的に反主流の道を行っていたのではないかなと思ってしまいます。あの時代にこのスタイルを取っていたらなるほどSweetの典型と思われてしまうでしょう。タイトルの"A Melody From The Sky"はあのScotto RoinsonがC-Melodyでやっていたやつです。これはこれで中々気持ちよい。
これで1949年になると今度は時代はR&RやBopになる頃ですが、"Soft Shoe Shuffle"辺りで、この頃ようやくSwingのリズムを取り入れて録音を残しています。この人、完全に我が道を行くタイプですな。
Garberの楽団の編成はLonbardより小さくてサウンド的にこぢんまりして、一つ一つの音がリアルでよろしい。編成の小さい分各楽器の特性が良く活かされていて、自分的には結構好きです。
文責:ためすけ後藤
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