Jazz ArchivesシリーズのBoogie Woogieセレクト・オムニバスです。収録Musicianは、Roosevelt Sykes,Monkey Joe Coleman,Little Brother Montgomery,Meade "Lux" Lewis,Jimmmy Yancey,Speckled Red,Benny Goodman,Lionel Hampton,Tommy Dorsey,Bob Zurke,Pinetop Smith,Count Basie,Albert Ammons,Joe tuener & Pete Johnson
Goodman や Dorseyも入っています。Boogie Woogieの影響を受けた音楽という事で含められている様です。この辺はBigBand形式で、一部手持CDとダブっています。
ジャケットには年代は1928-1939とありますが殆どが1930年代終わり、1920年代は1928年のPaintop Smithのトラックが一曲だけ。油井氏の著作にもよく出ています元祖Boogie Woogie PianistのPaintopが聴きたくて買ったのですが、確かPaintopの録音は2トラックのこっていたはず。他に有名処でMeade "Lux" Lewis、"Honky Tonk Train Blues"など収録されています。
始めて聴いたのは"Bob Zurke & His Delta Rhythm Boys"で、BigBandですがBobのPianoを強調したBoogie Woogie Bandです。生年不詳1944年没。あまり録音は残ってないです。Bunny Berigan、Bob Crosby等とも活動していて、もっと長生きしてくれたら面白い事になったのではないかと思われるプレイヤでした。
Boogie Woogieもナゾな音楽で1900年代の始めに中西部の都市(Chicago,Kansas City,Memphis ,St Louis)で発生した、とライナにあります。中西部の都市といっても結構離れているし、気が付いたらあちこちで同じスタイルのPianoが演奏されていたと、これまた起源がよく分からん音楽です。元々Piano曲なのに純粋なPiano曲として一般に知られる様になったのは1938-39年のFrom Spirituals To Swingのコンサート以降の様です。それまで録音もあまり残ってないらしい。Band Styleは別としてPianoの演奏だけでも良く聴くとそれぞれに個性があるものですね。後のR&B,R&Rの元祖でもあり、Boogie Woogie Pianoだけ聴き込むのも面白いかもしれないです。もっと捜してみよう。
文責:ためすけ後藤
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