昨年の続き、、、Carnegie Hallで1938年と1939年に行われたJazzコンサートの1939年版プログラムの後半です。
後半プログラムはBenny Goodman 6重奏団、James P. Johnsonのソロ、Ida Coxの歌、Big Bill Broonzy with Albert Ammons、Sonny Terry、Kansas City Six、Count Basie & His OrchestraそしてJam Sessionと続きます。1938年に引き続いてBlues色の強いコンサートですね。
Benny Goodmanの演奏はvib Lionel Hampton,piano Fletcher Henderson、Gt Charlie Christiann。など、HamptonのvibeがGoodmanのSoloに絡みまくっているのが聴いていて面白い。
James P. Johnsonがソロの他Ida CoxのバックからCount Basieまで参加。Big Bill Broonzy with Albert Ammonsの組み合わせもこれぞBluesという感じで良いです。(個人的にはこのプログラムの中で一番気に入っている)
Kansas City SixはLester YoungにギターがCharlie ChristinとFreddie Greenの取り合わせ。スローなPaging the Devilが良いです。
Count Basie楽団はHelen Humesのボーカルが入ったりして、Oh,Lady Be GoodのJamでにぎやかに終わります。Lesterのソロは調子の良い時のLester節が聴けてうれしい。ピアノ(どっちが弾いているのかよく分からん)とChritstianのソロの時にbackのリフと合わない処があるのはご愛嬌か。
強く感じた事はCharie Christianのギターの手法はこの時期で既にModern入っているのだね。
残念な事に全体に音のバランスが非常に悪いです。かなり聴きづらいとは思いますが、1939年という時代でBluesとSwingとModernが一つのステージに乗っているという事が大変興味深いか。
文責:ためすけ後藤
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