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OldなJazzのルーズな日々


2006-10-19 音楽

Clarence Willams Vol.4 clarence

クアドロマニアClarence WillamsのVol.4 です。iTune、CDDBによる検索だと、ClassicsシリーズのタイトルClarence Willams 1934-1937 と同じ様です。何なんでしょうねクアドロマニアってシリーズは、何か海賊版みたい。でもそんな事ないか・・・(^^;)

その様なわけで、1934年から1937年の録音が20トラック納められています。1934年11月の録音が4トラックあり、AltoにLouis Jordanが入っている様です。Altoソロが入っていますが、古い時代のJohny Hodgesみたいな音です。この録音はAlto2,Cla/Tenor1 のReedが3管入ってSweetっぽいSwingな演奏です。Altoのもう一人は不明だそうです。Claのフラッタ奏法とCnet,Ed Allenのワウワウ奏法がEllingtonのジャングルサウンドに似た音使いをしていますね。Disc3までにはそういう演奏が無いのでどうも狙ったっぽい。

1935年録音は10トラック、1936年なし、1937年6トラック入っています。1935年はまたWashBoardを使った録音が多くなり、1Cnt,1Tb,1Reedの編成に戻ってTubaにCyrus St. Clairが再度入って来たり、1934年より逆にSwing色が薄くなってNew Orleans風の音楽になってきます。ClaのCeil ScottがTenorも吹いていますが結構いい音しています。ちょとLester風か?

一年おいて1937年は編成が変わり、TBoneの替わりにTenorが入って、ClaがBuster Baileyに替わります。Claの感じはCeilよりBusterの方が鮮やか、ですね。TenorのPrince RobinsonはColeman風の音。Wash Boardも入っており、1935年と同じくNewOrleas色が強い演奏となっています。当時の状況からいってかなりOld Timeな事やっているのが面白いと思います。

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