napster の日本語版が始まったというので、早速トライアル。Windowsのみの対応で利用するには専用のソフトが要ります。別なWindowsマシンで試してみました。
napsterアプリの実態は、要はiTunes、なのですよね。普通のCDプレイヤとしても使えるし、レイアウトも良く似てます。150万曲だそうで、さて自分の聞きたいものはあるのでしょうか、とあまりリアルCDが手に入らないBud Freemanを検索。結構出てきますね。でも、このアルバムいかにも海賊版風のジャケット写真ですが、実は、まったく同じジャケット・構成でiTunesでも同じアルバムが販売されています。何の事はない、ダウンロード販売用のデッチ上げアルバムで、古いJazzなどの音源にこはういった形態を取っているという事でした。お粗末な事に"Clarence Wiliams"とか他のOld Musicianの検索でも同じジャケットのアルバムばかり出て来ます。(モダン楽器をジャケットに使うなよ)さらにこの偽レーベルのお粗末な点は普通OldJazzの復刻版は20トラック以上あるのにたったの11トラックしか入ってない事。それで同じ¥1500取るな。まあこんな状況なので、オンライン販売は相変わらずそれなり、、か。DRMのデータを聴くのもPC3台まで、数制限があるし、CDライトするにiTunesと同じく別途アルバムの購入になるので「定額24時間どこでも聴き放題」は誇大広告と言っていえなくもない。
napsterも録音の詳細情報がオンラインでも見られたら良いのにそれも無し。allmusicあたりを入り口にしてオンライン販売にリンクすれば良いとおもうのだけど。今はCDの通販まではリンクしているので、やれば出来るはず。
ところでヘンなのですが、napster本家ではブラウザだけで利用出来るのが、日本だと専用ソフトになるわけ?何でかというとまあ利権関連で制限がかかって云々・・である事は確かです。本当に日本の音楽業界はイカレてますね。napstr japanもせめてタイトルの検索くらいwwwから出来てよさそうなものなのに。
また、品揃えはどうもnapsterもiTunesと変わらんと思うのは最近の音楽知らな過ぎ?ですか。総じて言える事はオンライン販売はイージーに売れるそうなものから先に並べているので、似たり寄ったりの品揃えになってしまう傾向はありますよね。要は「横並び」なのです。CDの通販がロングテイル狙いにシフトしてきているのに、オンラインの世界はまだまだ遅れてる。Jazz/Blues専用のオンライン販売チャンネルとかがあってもあっても良かろうと思う。
日本じゃ版権の関係で無理だろうけど、海外では可能だと思います。Jazz/Blues系はアメリカよりもイギリス/フランス辺りの方が造詣が深いの様なので、そのあたりのレーベルが共同でサービス始めるとか出来そうなのですが。個人的にはClassicシリーズがやってくれたらとてもうれしい。
文責:ためすけ後藤
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