Savoy Sultansの復刻バンドのLPを入手しました。以前聴いたこのCDのLP版です。オークションからですが、プレイヤの写真が見たくて購入。曲数は10曲でCDと完全にダブっています。CDで聴いた処ではAltoにVintageの音とModernの音が混じっていると感じたので本当の所を確かめたかったのでもあります。
ジャケットの写真も見難いのですが、手前の楽器はネックオクターブキーの部分がリングになっているのと、ドラムのシンバルに隠れてよく見えないのですが、胴の部分がちょとだけ写っていて、キーが見えないのでベルキーは楽器向かって右にあると思われます。やはり何かのオールドモデルでしょう。向こう側の楽器はベルキーが楽器向かって左に付いています。ネックの形状もSelmer等と同じタイプの様なのでModernの楽器と判断されます。
このSavoy SultansのAltoについて調べてみました。Norris Turney , Howard Johnson , の2人。手前に座っているのがHoward Johnson、向こう側にいるのが Norris Turneyです。Turneyは1921年生まれ2000年くらいまで幅広く活動していました。CDも結構出てました。fluteも吹くらしいです。FrankWessのお仲間かもしれない。
もう一人が正確には、Howard E. Johnson 1908年生まれ、で、もしかして一番年上?かもしれない。1920年代から活動しています。James P Johnsonのバンドにいたとか、 ChickWebbとやっていたり、良く見たらTedde Hillの楽団にもいました。Old/Swing時代の生証人みたいな人です。やはりこういう人はOld楽器を使うのですね。
それとTenor、Gerge Kellyの楽器はベルが反対側なので、これまたSelmerとかでは無い様です。キーガードが円形に写っている様なので、Martin?あたりか。
文責:ためすけ後藤
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