しばらく前に、OLD-Jazzを歌っている面白いシンガーがいるという情報があって、日本へも来た事があるそうで、どんなのだろうと気になっていたのでした。CDがAmazonにはリストアップされてなくて、中々手に入りませんでした。最近カタログに入る様になり、日本盤もリリースされてますが、こちら輸入盤。
Song of 1910's 20's 30's とありますが、このCDは1921年からの歌が入っています。知らん歌が多いけれど、Clarence WillamsのI'm Busy And You Can't Come In、Benny Goodmanでお馴染みUndecided Now、など。結構Swingに近い選曲が多いですね。
何ていうか、JAZZというカテゴリに入っている様ですが、管楽器も入ってはいますがギターやアコーディオン等が前面に出て来てますので聴いた限りではカントリーぽいんですよね。でも曲によってはODJBみたいな感じもあるし。ギターの音はChoroみたいだし。ちょとフシギな音楽であります。レトロをうたっている割にはアレンジや構成、編成などは結構新しく作り変えているのではないかと感じられます。Parlor Music、と紹介している場合もある様ですが。どのくらいアメリカンルーツに近いのか、他の音楽と比較しないと分からないです。それとJanetの歌が何かに似ている・・・・ケイト・ブッシュに声が似てる気がするが。どう?。
サイドマンに結構面白そうな人が。C-Melody Saxが一曲フィーチャーされてまして、Dan Levinson、という人が入っています。この人のWWWはこちら。 すごい、筋金入りのOld Timerです。な、なんど、鑞管レコード売ってる・・・(^^;)普段はクラリネット吹きですが、こういう音楽にC-Melodyを使うというのは正しい選択でしょう。他のJanetのCDにも参加している様なのでまた聴きたいです。
Janet Kleinはどちらかというと日本でブレイクしてアメリカへ波及した?様な感じがあって、wwwで検索かけるとかなりの日本のサイトが引っ掛かってきます。ところが試しに"C-Melody"のキーワードで検索してもJanet Kleinのアルバムについては引っ掛かって来ません。アルバム紹介でも単に sax の文字列しか無いのでした。どうも日本のレビュワーは楽器の違いについては気が付いてないらしい。
文責:ためすけ後藤
[マイ・ストア]
[ Amazon Jazz ]
[ JUMP-Blues ]
[]
[]