Legacy to American Jazzのシリーズ、Frankie FrumbauerのVol.2です。以前紹介したCDの続編。
ここでは1929年9月から1930年9月までの1年間の録音23曲が納められています。ジャケットの写真は飛行機に乗っているTrumbauerとポール・ホワイトマンです。Trumbauerは飛行機乗りで、アメリカ軍のテストパイロットの資格があったそうです。
1927年からBix Beiderbeckeと一緒にPaul Whitemanのオーケストラで活動していましたが1928年にBixはアルコール中毒でWhiteman の楽団を辞めます。その後TrambauerはWhietemanと自分の楽団での活動をしばらく続ける事になるのですが、丁度その時期がこのCDの収録に当たっています。クレジットには"Paul Whiteman Orchestra"と"Frankie Trumabuer Orchestra"になっているのですが、メンバは結構ダブっていていました。Vol.1と同様にギターにEddie Lang、バイオリンにJoe Venutiが入っています。VenutiとEddie Langのトリオによる演奏が入ってます。ここではC-Mel Saxの他持ち替えてBasoonなど吹いてます。
時期的にも人気もあって調子の良い時期だったのでしょうが、どうもPaul Whitemanの楽団はWhiteman色が強くてJazzじゃないよーという感じ。音楽的にはVol.1の方が面白いです。デキシーナンバでお馴染みの"Get Happy"なども演奏しています。。。ここではFarnkieは歌を歌ってCornetやClarinetまで一人何役もやってSoloも取ってます。何でもやるのだ。Tramは結構歌も歌うみたいですが、顔に似合わず太い声でした。
文責:ためすけ後藤
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