これはレコード。Frank WessのFluteをフィーチャーした1957年録音です。CDでも復刻された事があるのだけど、残念ながら今は絶版の様でした。非常に珍しいのは、ギターが2台でジャケットにある様に一台がリズム専門、ピアノレスのトリオにソロギターとフロントにFluteという取り合わせです。Flute - Frak Wess、Solo Guiter - Kenny Burrell,Rhythm Guiter - Freddie Green,Bass - Eddie jones,Drums - Kenny Clarke モダンでもおなじみの顔です。このGreenのリズムギターが本当にシブい。そしてみんな本当にSwingしている。
このレコードを買ったのは学生の頃で、数少ないFluteのフィーチャーされたアルバムなので見つけ出して来たのものです。ただし、当時の世相はウェーザリポートもいたしフュージョンの走りの時代だったけれどMilesは眠っていたし、まだまだこの時代の名残りが強い時代でもあります。その時代に大学のJazz研でこんなストレートなSwing、それもギター2本にFluteなんて地味な音楽、だぁぁれも見向きもされませんでした。そもそもFluteはJazzの楽器じゃないと本気で思われていた(それ自体当時のアメリカの音楽シーンから見ても大勘違い、、、でも未だに日本で続いているな思い込みなわけだが)頃ですからねえ。
復刻版か中古でもあったら是非聴いてみて下さい。聴けばSwingイコールBigBandじゃあないと分かると思います。地味ですがオススメののアルバムです。。。と思ったら日本語タイトルで出てた。こちらOpus In Swing
文責:ためすけ後藤
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