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OldなJazzのルーズな日々


2006-04-03 音楽

dorsey  dorsey2

Tommy Dorsey 1947-1950

ナゾのBuescherこちらの追跡の続きです。

BigBandBoxの後の年代になります。録音は1947年4曲、1948年1曲、1949年3曲、1950年7曲入っています.CD最後の録音は1950年の一月になります。1948年の録音が少ないのは1948-49年にカナダやイギリスに遠征に行っっていたかららしいです。その間メンバーも結構流動的で、1949年から総入換えの様な感じになっています。Tommy Dorsey楽団の音楽はバリバリのソロイストがいるわけではない、Tommyのきれいなトロンボーンの音を生かしたアンサンブル重視の上品なダンスミュージックです。この頃になるとヨーロッパ等ではSwingはまだ人気だったもののアメリカではモダンが主流になりつつあり活動も段々狭まってきたのかもしれないです。1949年の間も小刻みにメンバーの入換えがあります。ドラムがルイ・ベンソンだったりバディ・リッチだったりまたルイに戻ったりしてます。クラリネットのピーナッツハッコーが入った録音もあります。ラスト1950年の録音に面白い事にシカゴJazzスタイルのセクステットの2曲が入っていました。"Way Down Yonder In New Orleans","Original Dixieland One Step"、これ結構イイ・・・

それで、CDの中のライナーに1951年当時の写真が入ってました。これは面白い。メンバーの名前も入っています。

ここにAltoが2人写っています。その中の一人を拡大してみました。TommyDorsey楽団は結構ハンサム揃いですが、ちょと髪の薄いサエない感じの人が混じっていました。名前は"Hugo Lowenstern" 1949年の再編の時からのメンバーの様です。確かにちとサエない。。。

Altoの音はどうかな?というとソロは無くて、バンドの性格からサウンドはCute&SweetにSwingしています。録音の年代から考えてどうもこの人ぽい気がします。

dorsey3
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