Kansas CityのオヤブンBennie Motenが1935年に突然亡くなってその跡を引き継いだのがBasieで、一番ノッてる時期のLester Youngが参加しているのでその辺りをよく聴きたくて購入。
1930年1曲、1932年1曲、1936年1曲、1937年6曲、1938年7曲、1939年5曲、が納められています。ベスト盤的コンセプトで万遍なく、なのでしょう。1936-37年の録音はもっとあったはずなのだけど、入ってないなぁ・・・Kansas City Regend とか BigBandBoxとか曲が結構ダブってました。ちょと残念。同じ録音でもリマスタの際の原盤の違いかイコライジングの違いかバランスが異なって違う音が聴けたりするのはそれなりによいのですが。
珍しい処で1936年の"Boogie Woogie"はWalter Page のBass,Joe Jones:Drum,Lester のTenorによるクアルテットにジミーラッシングの歌が入ってるトラックが良いです。編成が小さいのでとてもCollective Improvisationしています。これがいい。Lesterのフレーズもよく聴けます。確か1936年はMotenのバンドが解体して、バラバラの混乱の中から段々メンバーが集まりつつある時期だったと思いました。この辺りの録音が聴きたかったのだけど絶版が多いのです。ちょと残念でした。
文責:ためすけ後藤
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