ニューオリンズ風レトロなJazzBand人形では、大抵Saxプレイヤーは頬をふくらませて吹いています。これはこれで「Sax吹いてるぞー」という雰囲気で良いのですが実際にはこの様な奏法は勧められていません。ホッペタはふくらますな!というのが一般的です。しかし、じゃあ絶対にこんな奏法ウソだよとは、また言えない。映像見ても頬をふくらますプレイヤも時々見かけます。ローランドカークなどふくらましてますね。まああの人は一度に3本もくわえるから特殊な例かもしれないけど。Saxを吹く時は本当は頬じゃなくて喉を広げるのが正しい奏法です。息の量とスピードをコントロールするのに肺や横隔膜・腹筋だけではしんどいので何処かに緩衝装置がいるわけで、それが喉であったりするわけです。
では自分はどうかというと実は頬が膨らんでいます。(^^;) 昔は膨らましてなかったのですが、首の手術をして首の筋肉を切って縫合してから筋肉が硬化し喉を広げる事が出来なくなってしまったので、それ以来お人形さんと同じ奏法になってしまいました。Fluteを吹くには支障無かったのですがSaxには首の筋肉は重要なポイントの様です。ネクタイで襟裳を絞めただけでも随分吹きづらくなりますね。
文責:ためすけ後藤
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