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OldなJazzのルーズな日々


2008-11-08 音楽

Back to Back - Scott Hamilton and Buddy Tate buddy hamilton

オークションから。最近レコードづいてしまってますが、これは復刻版CDの無い録音の様です。カドに穴があいている廃盤品ですね。1978年録音で当時若手(?)のScott HmiltonとベテランBuddy TateのVSものです。似た様な企画は過去にもいろいろあります。近年では確かHarry Allen vs Scott Hamilton なんてのもありました。

最初聴き出した時、両方とも音・奏法ともにそっくりで「ハテ、どっちがScott?Buddy?」と分からなかったのですが、ヘッドホンでよく聴くとジャケットの通り右CHにBuddy,左にScottでした。Buddy TeateはBlues屋だったと思ったがその後Bopを取り入れたModernスタイルを取ったプレイヤですよね。1913年生まれなのでこの録音時は65才、結構な年だったかもしれないけれど、今のロリンズよりは若いのでそんなおじいちゃんという年でもない。貫禄の付いたベテランテナーマンという時代か。

どっちの演奏が上手い?かというと実はScottの方です。非常にフレーズにキレがあり「垢抜けて」ます。Buddyのフレーズはリズムがやや甘い。しかし、これが良い味だと思います。カッコ良く垢抜けていてはBluesじゃありません。楽器はScottがSelmer Super Balanced Action,BuddyがCONN 30M。シリアルがはっきり分からないけれど大体同年代の楽器?30Mが少し昔か。機動性を取るとSelmerになってしまうのだろうなあ。機動性なんてどうでもいいよ、っていうのがBluesテイストなのだけれどね。

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