今更にT-BONE Walker ... エレキギターによるBluesを演奏/完成させたしたギタリスト。あんまり有名過ぎで情報は山ほどあるので詳しくはそちらにお任せしましょう。こちらはサイドマンを中心に聴いて行きます。
1929年の発リーダレコードでは普通のギターとPiano Douglas Fermell でフツーのBluesを歌ってます。レコード会社がColumbiaなのでBessie Smithみたいなスタイルそのままですね。1929年12月5日と大恐慌直後の録音という処がちょとめずらしいか。
10年録音が無くて、飛んで1940年にLES HITE のバンドでT-Bone Bluesを吹き込んでここらからブレークするのですね。録音はこの後1942,1945,1946年と続きます。1940年代からはもうお馴染みのHornを2-3管入れたJumpスタイルでずっと来ています。1945年はchicago録音で1942年と1946年はLos Angels拠点で1946年の録音からBlack and Whiteレーベルになっています。この辺を確かめたかったわけですがBlack&Whiteの1946年録音8トラックは全部McVeaのTenorになります。録音の名義も"T-BONE WALKER and HIS GUITER WITH JACK McVEA ALL STARS" 等、誰がリーダーなのか分からんようなネーミングもあるし。T-Boneのバンドのあの雰囲気はMeVeaの Tenorを抜きには無いものでしょう。
文責:ためすけ後藤
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