メモっておきます。Classicとは何ぞや?なんて大それた事言っていいのか、と思われる向きもあるでしょうが。自分としては「本質は単純である」というのが本当だと考えているので。Classic(ヨーロッパ音楽)の持っている基本的なマインド様なものがつかめれば良いでしょう。
Classic Musicもヨーロッパの文化の一つと考えると分かり易いと思います。例えば「自然科学」もヨーロッパ文化の一種と考える事にします。その根本にあるのは「徹底追及」の姿勢です。目先の問題もさることながら大局的な真理を本気で徹底して調べて解明しようとします。またそういった事が解明出来ると信じているわけで、費用がかかってもいいから手段を選ばない追求姿勢は「尊い」という信念を持っているわけ。そんなわけで「生命の起源とは」「宇宙の始まり」「物質は何で出来ている」などという事をずっと調べ続けているわけです。それで役に立っている事が多々有る事は確かですが。
この根本的な考えが芸術の世界にも応用されるわけで「絶対的な美」のようなものがあるハズだ!という信念を持って作品を作り続けています。何が美しいか?を調べあげどうすれば美しいか,カンドー的かを体系化したものが理論として残ります。カンドーさせるためには手段を選ばないので天才児をさら徹底して鍛え上げて名演奏家に仕立ているわけで、何が人を感動させるのかを分析の上、分かっている上で演じているので、結果感動的なのは当たり前。勘違いがあるのは「宇宙の始まり」なら判明しようとしまいと厳然たる事実として存在しますが「美」「感動」は人間の精神が勝手に判断する事なので「真実のカンドー」があったにせよそれは単に人間性を少しばかり深く掘り下げた事にしかなりません。絶対的真実とは別の処にあるわけです。この辺りの勘違いが発生しているので、これが本質だと考えると物事は簡単になります。レブレヒト
文責:ためすけ後藤
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