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OldなJazzのルーズな日々


2008-02-01 音楽

The Missourians 1925-1930 missouri

Jazz史では有名なニューヨークのクラブCotton Clubの歴史の中でDuke Ellington楽団の他レギュラーを努めた楽団はいくつかあります。

当初のCotton ClubのレギュラーにはFletcher Henderson楽団が、Duke EllingtonがCotton Clubのレギュラーになったのが1927年です。その間にはどんな楽団がCotton Clubにいたのか?結構興味があります。その一つがこの楽団。いきさつは先ずAndy PreerというVlnプレイヤが率いた"Cotton Club Orchestra"が先ずあってCotton Clubで活動を続けていました。このリーダAndy Preerが1927年5月に突然亡くなってしまい、その後Ellington楽団がレギュラーになったという事らしい。リーダーがViolinだったというところが時代を感じます。

その後この元の"Andy Preer and Cotton Club Orchestra"はメンバを入れ替えて1929年から"Missourians"という名前でSavoyで活動を行います。1930年にCab CallowayがMissoriansに入りCallowayがこの楽団の顔となって、後に事実上の"Cab Calloway Orchestra"になったというのがおよその経緯です。このCDにはそのEllingtonに交代する前の1925-1927年と1929-1930年の間の録音が納められています。時代的にも丁度Missing Ring的な時代でEllington以前のCotton Clubの音楽、1929年のSavoyの音楽が聴けて面白いです。

音楽のスタイルとしてはEllingtonと比べてもかなりトラディショナルなNew Orleansスタイルになっています。特に発見だったのが、結構キレの良いSaxが入っているのですが、プレイヤはCab CallowayのArranger/Tenorの"Walter Foots Thomas"で1927年と1930年の録音に残っています。Walter FootsはJellyroll Mortonとも活動をしていて1940年くらいにほぼ引退、後にJackie McLeanにSaxを教えた人でした。Missourians

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