以前のLil ArmstrongのChicago Legendsシリーズ。前に聴いたCD→ Lil Hardin
こちらはベテランAlberta HunterともっとベテランLovie Austinの1961年ライブ。
Albertaは1895年生、1920年代BlackSwanやParamountからFletcher Henderson,Clarence Williams,Sidney Beche,Louis Armstrong等々多くのプレイヤーと多数の録音を残しています。1927年にヨーロッパへ巡業行ったきり殆ど帰って来なかったらしい。中東地域やロシアへも行ったそうな。戦争中はそのまま軍の慰問機関で活動していたそうです。戦後も1956年までは歌っていたそうですが、その後リタイア。ほんの少し録音を残したり活動をしたらしいけれど、本格的に復活したのは1977年82才からだそうでこれもすごい。このライブ録音はその引退時期に作られたものの様です。
対してPianoのLovie Austinは1887年生、Albertaよりも年上です。1920年代からBluesの録音に徳音が残っています。Loive Austin and her Blues Serevadersという楽団で コルネットのTommy Ladnierなども参加している、本当に古い時代からMa Rainey , Ida Cox ,Dodds,等と録音を多数行った人です。この人もナゾといえばナゾで、1926年頃まで録音は残っていますが、その後は"Monogram Theatre"で音楽ディレクタをしていたと記録にあります。録音としてはこの録音が本当の最後みたいですね。
演奏はこれもNewOrleansスタイルで、歌の後ろでずっとClarinetが吹きっぱなしだったりします。この辺りは聴いててたのしい。ClaはLilの時と同じDarnell Howardです。ただ、こちらも何故かインストの時は他のSoloに黙ってしまって突っ込まなかったりするのです。どうもこの辺は物足り無い処ですが。
文責:ためすけ後藤
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Thanks for being on point and on taegrt!