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OldなJazzのルーズな日々


2007-04-18 音楽

Kid Ory's Creole Jazz Band kidory

Lil を聴いて、比べてみました。非常に有名な、同じくChicagoのNewOrleansプレイヤです。 1886年生まれですからLouis Armstrongのずっと先輩格でFreddie KeppardやKing Oliverと同年代。それで1933年くらいまで現役で活動。しばらくリタイアと言ってもたまにクラブで演奏したり"Chicken Ranch"(養鶏場?)をやったりしていたそうな。その後New Orleansリバイバルで再度始めてKid Ory's Creole Jazz Bandで1966年まで活動したとあります。 このCDはそのリバイバルの最中1962年に出されたLPの復刻の様です。録音は1953年8トラック、1954年3トラック、1956年1トラックです。Ory自身は1940年代から1966年リタイアするまでずっと活動続けていますから録音としてはほんの一部になります。 メンバーも結構多彩。ネットで検索かけると結構出て来ます。大体往年のNew Orleans Jazzのプレイヤです。何人か紹介しますと、 Lloyd Glenn : 1909年 ブルース系のピアノT-Bone等ともやっている人。メンバーの中ではちょと異色かもしれない。 Teddy Buckner : 1909年生 テキサス生まれ、LA在住だったNewOrleansのトランペット。1994年没、これまた結構長生です。 Pud Brown : 1917年 Louis Armstrong等とも共演。Sax等全般、ネット上の情報では口を膨らます奏法です。自分もそうなので写真見て安心した。(w 音楽はLilのバンドよりも正統的なNew Orleansに近いでしょう。誰かがメロディを演奏しながらその他のリード楽器がオブリガートを付けて行くCollective Improvisationの部分が多くなっています。部分的に本当にソロになるのはこの時代ののベタなCollective Improvisationスタイルとは異なりHot Five的な洗練された感じは受けます。また、いっちゃなんですが演奏もLilのバンドより整っています。ルーズじゃありませんでタイトです。現代聴いても最も「New Orleansらしい」雰囲気の演奏です。 Kid Ory
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Rosana (2012-03-27 05:21)

Great cmmoon sense here. Wish I'd thought of that.

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