Box版 Disk Vol.3 Vol.2に続いて1927年12月の Hot Fiveの演奏と1928年 Louis Armstrong and His Orchestar,Louis Armstrong and His Savoy Ballroom Fiveの演奏が含まれます。Hot Fiveは1927年12月の後録音が無い様で1928年6月に再開された時はメンバが全部入れ替わります。この時からDrumがレギューラで入ってLouis含めて6人編成になります。この時の編成がFred Robinson(tb)、Jimmy Strong(cla,sax)、Earl Hines(p)、Mancy Carr(bj) 、Zutty Singleton(dr)結構後の活動の中心となる様です。何で入れ替わったのかな?まあこの辺りの事情に詳しい人だったら沢山いるだろうから、後で調べよう。1928年前半吹込みが無いのはどうも当時の人気者にしては変ですね、と思って調べてみたら、その間別なバンドで吹込みがされている様です。
"Savoy Ball Room "の名前がバンド名にありますが、ちょとややこしい。1928年12月まではChicagoにあったSavoy Ball Roomで次の年1929年は再度NewYorkへ移って、そこでまた His OrchestarとHis Savoy Ballroom Fiveの名前で活動をします。Chiagoの時は"Five"といいながら2readの7人編成でHot Sevenと同じ。NewYorkへ移ってからはメンバー入換え、Bassが加わって8人編成となります。段々編成が大きくなりまして、New YorkからはHot FiveにはLouisRusselが入って事実上Louis RusselのBigBandになって行く様です。なぜか"His Orchestara"の方が編成が小さかったりします。この時にEddie LandがGtで入ったりしてNewYorkでの混成バンドのさきがけ的な活動になってます。1929年の録音からSweet風Swingになり、この後Boxの録音はVol.4になりますが年代が飛んで1941年以降のHot Sevenなどリバイバルバンドになります。Louis の少数精鋭バンド(?)としての活動は1928年あたりが終わりという感じでしょうか。以降JohnnyDodds等と全く異なった活動をする事になるわけで、この辺りは比較すると非常に興味深いと思われます。
文責:ためすけ後藤
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