Xylophon & Vibraphoneプレイヤー Red Norvo.本名がJoseph Kenneth Norville.生まれは1908年イリノイ州生まれ。最初ピアノで後にXylohponへ転向。1920年代の終わりくらいにはタップダンサーとしてボードビルショーで出ていたとあります。1930年初めPaul Whitemanの楽団へ参加、その後Benny GoodmanやSwing時代は自己の楽団で活動していました。Swing以降はParkerやガレスピーなどのBop系の活動も行いミンガスやらレッドミッチェルやらとも共演。没年は1999年(!)1980年代まで、本当に幅広く活動したプレイヤーだそうです。pioneer of mallet instruments in jazz,などと呼ばれています。
1944年7曲、1947年15曲、入っています。1944年の録音はVibを使ってピアノにTeddy Wilsonを入れた6−7人コンボによる古い系のSwing。1947年はバラエティに富んでいて10月録音の2曲がAltoにBeny Carterを入れた4管による9人編成で、モダンなSwingとバラード。11月28日の録音2曲ではDextoer GordonのテナーとBarney Kesselのギターが入った3管によるSweetなスローとUptempo(曲名が Bop! まあそんな感じの)
12月1日にはVocalのKay StarrをフィーチャーしたSweetなアレンジによる録音。Kay Starrはけっこう良い感じのVocalです。録音も多いのでまた別な機会に聞いてみたい。
12月8日と18日にはうって変わってOboeやFlute,Basoonなどを入れたチェンバーオーケストラによる演奏。ここではXylophonを弾いていて全体にModern&Sweet風のエキゾチックな音楽をやっています。ライナーに書いてないけれどどうもこの2日の録音は映画かドラマの劇伴みたいに思えますが。。。
文責:ためすけ後藤
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