KORGのインターフェース。何のインターフェースかというと、アナログシンセサイザのインターフェースです。1970-1980年代KORGはかなりコアなシンセサイザ製品をいろいろ作っていました。Moogに似たモジュール式のシンセサイザや付属品等、その内の一つがこれです。
アナログシンセサイザというのはその名の通りアナログ・・・要は電圧/電流でコントロールするわけです。その電圧値等がメーカによって規格が違ったりしまして、メーカが違うと互いに接続出来ない、コントロールできないという話になるわけ。その違いを変換してインターフェースするのがこのユニット。インターフェースといったらコンピュータだろう、、、でもANALOGなのです。アナログインターフェースというわけです。時代を感じます。
回路は4種類入ってます。キーボードのコントロールボルテージのHz/V & Oct/V 変換、電圧の加算器、ゲート電圧/極性の変換器。こういう機材を製造していたのは当時KORGだけだったと記憶しています。ユニット下段一列に並んでいるジャックはパッチケーブル接続中継用のジャックです。とてもアレゲです。Hz/V & Oct/V 変換など、回路は結構シビアだったはずですが、この機器の精度がどれほどあるのか?は不明だったりして。まあアナログの世界なので結構アバウトではないかな。
文責:ためすけ後藤
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