レコードがかけられる様になったので、この間のオークションで手に入れた1930年代SwingJazzオムニバスのレコードを聴いてみました。
それでこの借り物スピーカーですが、低域が弱いので新しい録音を聴くと物足りないと感じたのだけれど、この1930年代の古い録音を聴くと、いやぁこれが何とちょうど良い感じなのです。元々古い録音は低域も高域も出てないのだけれど、このスピーカーで聴くと録音されている辺りの音域が忠実に再現されまして、本当にリアルに聴こえるのですね。モノラルなのに立体的に聴こえます。古い録音ではマイクは一つだけしか使えなくて、音量のコントロールはマイクと楽器との距離でバランスを取っていたわけですが、その距離感が聴こえて来るので。ヘッドフォンではこの感覚は出なかったので、これはうれしい発見でした。
全体通して知った演奏も多いのですが、聴いてみて良かったのはCasa Loma Orchestra、SweetぽいけれどアレンジはDonRedman風のBrassとReedの対比が気持ち良いです。Teddy Hill、短い期間しか活動して無かったけれどRussel Procope等が入っていてヨイです。この人後にミントンハウスのマスターになるのですよね。Lucky Millinderの Blue Rythm Band、これはBluesしてて良いです。この辺をまた探っていきましょう。
文責:ためすけ後藤
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