Buescher使いのBarefieldつながりで購入。Count Basie楽団の親分筋にあたる人です。ピアノにBasieも入っています。Twinピアノですね。CDは1923-1934年までの録音が収録されています。カンサスシティJazzの走りの時代です。こんな時代ですが、すでにChicagoやNew Yorkとは違う音楽をやってます。1923年の録音は一曲しかありませんが、この頃すでにKing OliverやJellyrol Motonには見られないBanjoがジャカジャカとリズム刻むというスタイルが取り入れらています。Banjoをエレキに持ち替えたらそのままFunkになるんじゃないかという感じです。カンサスの音楽は他の地方と異なる血筋を持っているなと思えました。
1930年代に入ると演奏が後のBasie楽団のアレンジにかなり似て来てきており、ハーモニーよりもホーンセクションがリズムを強調するスタイルの演奏になっています。Basieそのもの?というより時代から考えてBasieがMotenそのものだったのではないか?
この頃のカンサスシティJazzを「野生的」と評したJazz評論家がいます。実際に、Jump、R&B、R&R、などの原型という感じがあります。
文責:ためすけ後藤
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ここまで来たら、ピアノのジェイ・マクシャンについても是非、語ってくだせえ。
Mcshanは押さえてありますが、なにぶん1940年代とあたらしいもので、もすこし1930年代を聞いてからまた取り上げたいと思っとります。