★ Ma Rainey 1924-1925
Ma RaineyのコンプリートシリーズのVol.2 なんでVol.1じゃない?Vol1も欲しかったのですがAmazonで品切れだったからです。折をみて注文したいと思います。
25曲入ってますが重複テイクもあるので全17曲です。前半が1924年NewYorkでの録音でサイドマン、と言いますかサポートメンバでLous Armstrong,Fletcher Henderson,らが入ってます。後半がChicago録音ですがサポートバンドが、、、知らない。Kazoo等も入っていますがクレジットではUnKnownだそうです。地元バンドでしょうか。バンド名は一応あって、サッチモが入っているのが Her Geogia Jazz Band,後半がただのGeogia Band、、、、んー何かテキトー。
音楽はどちらもその当時としてはフル編成?のBandでニューオリンズスタイルの古いJazzです。テンポはゆっくり。New Yorkの方が演奏が垢抜けてます。Chicago の録音はSlide WhistleやKazooなど入って素朴なJugバンド的な雰囲気でもあります。でも本当にChicagoのバンドは演奏がヘタ。まあこのユルさとヘタさ加減が本当に好き勝手にやっているなという感じでとてもヨイのですが。15曲目の Goodby Daddy Bluesが面白いです。
全部ですが、曲名にやたら"Blues"が付いてきています。Bluesが付くからと言ってBlues進行とは限らず変形循環進行の曲などもあります。どうも'Blues'の意味がかなり違うなという気がしています。この事は他の演奏も良く聴いて考察していきたいと思います。
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